【衝撃】ル・ポールのドラァグレース 番組の厳しい!?ルール【裏話】
ドラァグレースは過酷な闘い
梅雨を楽しむコツは家にいること。おうちサイコー!ビリーです。
今回は「ル・ポールのドラァグレース」の厳しい舞台裏にフォーカス!
毎日自分のキャリアのかかった勝ち抜きレースをするのに、ホテルに帰るとさらなる試練が…!?
多くのクイーンの証言があるものから、まことしやかにファンの間で噂されて言うるものまで…
どんどんご紹介していきます。
孤独なのにプライバシーゼロ
ドラァグレースの番組を収録するスタジオは、ロケーションがトップシークレット。
出場するクイーンたちは、なんと目隠しをされて移動し、「自分がどの街にいるのか分からない」まま撮影を行うのです!
隔離の大きな理由は「ネタバレ防止」。
放送前のシーズンの出場者や成績にかかわる情報が一切漏れないように、秘密の場所で行うのです…Shhhhh!
情報のリークを警戒するとなると…?
そうで、もちろん携帯も没収。家族と連絡を取ることも、SNSで疲れた心を癒すことも叶いません。
なにかほしいものがあるときは、ロビーのスタッフにドアの下からメモを渡すというのだから驚きです…。
これは…修学旅行より非道な気がします… 🙁
毎日豪華なロケ弁…かと思いきや
今でこそ超人気番組なので分かりませんが、シーズン10くらいまでのクイーンたちの発言では「ケータリングがないので食事は自分持ち」という驚きの事実が明らかになっています。
おまけに、いろいろなバックグラウンドのあるクイーンがいるにも関わらず、ハラルフードやヴィーガンフードの準備もまったく十分ではないとか。
これを知ってから大食い対決のシーンを見ると別の感情がこみあげてくるようです…
チャレンジ内容は初耳じゃない!?
毎度、奇想天外なチャンレンジテーマが発表されるこの番組。
いくらその場で生地や材料が与えられると言っても、短時間にしては感動的なまでの完成を誇るファッションショーは多いです。
それもそのはず。
実はクイーンたちは参加前に「こんな感じの課題がありますよ(フワッ」というインフォメーションをもらえるんです。
それに合わせて、とっておきの自前の衣装を持参し、ここぞというときに作業を軽減することができます。
ただしィ!衣装はスーツケースは5個までェ!
ハイヒールやヒップパッド(おしり大きくするやつ)、大量のカツラも入れなくてはいけないと考えると、自前の衣装でできることも限られてきますから、
そのあたり賢く利用するのがポイントになってきますね!
リップシンクの歌詞は覚えていて当然
最後リップシンクの曲も、「なんでそこまで覚えてんの!?」という時ありますよね!
実はこれ、シーズンを通して全曲の候補をはじめに教えられるんです!
逆に言えば、「練習しておけたでしょう?」ということでもあるので、歌詞を覚えていないのは論外というわけですね…
メディア露出禁止!?
ルポールのドラァグレースへの出場は、知名度爆上げの大チャンス。
一方、番組側としても出場クイーンの「演出の仕方」はコントロールしたい訳で、「最終エピソードの放送から1年間はメディア出演禁止」という厳しい契約内容が強いられるんです。足元見てやがるぜ!
その間ライブやショーは、ドラァグレースとの関係性を客引きに使わない場合に限ってOKだそうです。
「出たからには結果を残さないと…」と背水の陣になるのも納得ですよね。
究極の録れ高史上主義
「もう1回やって!」祭り
リアリティショーといえど、番組は番組。
面白い発言や白熱した口論など「みどころ」は絶対に撮り逃したくないのが作り手のこだわりです。
出演者たちは指示に従って、咄嗟のボケや迫真の怒鳴りを、制作側の気が済むまでカメラの前で「もう一度」させられるというのだから…有難く味わわないとですよね(笑)
編集マジックお任せあれ
さらに衝撃のタレコミが…
番組をご覧になったことがある皆さん、クイーンたちが私服で胸の内を語る「告白シーン」があったのを覚えていますか?
このシーン、途中のシーズンからは「全エピソードに関して決まった同じ服で撮る」ことが決められていたんです。
「この人毎回同じ服着てない…?」と思うことがあったのもそういう理由。
これはスタッフは「どの回のコメントをいつ使ってもいいように」というトンデモ編集倫理によるもの。
この「告白シーン」の煽りやコメントがドラマを面白くしているときもあるので、「えげつな!でもおもしろ!」という複雑な気持ちになりますね。
制服のように決められたファッションは“confessional look”と呼ばれ、マニアックなファンの間では「ここで放送されているのはここで撮ったものだ!」と推理する人もいるくらい(笑)
作為的な編集!?
中には「編集に明らかな悪意がある」「見せ方が出来レースだ」という出場クイーンのクレームもあり、リアリティショーって難しいなという気持ちになります。
ショーはショーだと割り切って楽しめると1番良いとビリーは思います。
ジョークは別の人が考えている
ランウェイをクイーンたちが歩いているとき、審査員たちが衣装にちなんで口々に言うダジャレもみどころの1つですが、これはマイクを通じて裏のスタッフから耳打ちされているんです!
まあおかげで納得のクオリティですが、ちょっぴり残念(笑)
しかも、その収録の尺を考えてランウェイは全部で2回歩くそう。
審査員の声は全部丸聞こえで、クイーンたちは笑わないようにするのが大変らしいです。
ほかにも…
・俳優組合に属してはならない(労災や著作権が面倒になるから)
・撮影時間は1日12時間以上にのぼることもある(あのハイヒールで)
・ジュジュビーが泥酔状態でリップシンクをしてからお酒はほぼ禁止に
・リップシンク中にウィッグが取れるとルポールが異常に減点する
などなど知れば知るほど過酷な条件がたくさん…
放送まで優勝者は本人にも知らされない!
最後に紹介するのはいちばんの驚き(当社比)。
なんと、エンディングの優勝者発表は「全パターン収録している」んです!!
つまり、ABC3人のクイーンが残っていたとしたら、優勝者の名前発表で「A」と読み上げ、Aに冠をあげて、Aが感動の優勝スピーチをする…という流れをBもCも収録するんです。
優勝者を本人たちが知るのは、視聴者と同じ、放送のタイミング。
みんなで集まってドキドキで発表を待つ鑑賞会が通例になっています。
「会場で優勝者を知った人がリークする」ことを根絶する、徹底したネタバレ防止。ここまで来ると脱帽ですよね。
そうとは思えないほど感動的で力強い優勝クイーンの晴れ姿…
この事実を知ってから見ても、やはり勝つべくして勝ったのだなと、妙に納得してしまいます。
まとめ
…今回は結構ショッキングな内容にお付き合いいただきありがとうございます。
リアリティショーという存在や、ドアァグクイーンという存在について考えさせられることも多いですよね。
番組をあたたかく応援しながら、クイーンたちの発信をSNSなどでたくさん見て、より良い形の番組継続を願いたいと思う一心です🌻
なお今回のソースは下記動画を中心に執筆しています。
動画付きでご覧になりたい方は合わせてどうぞ!